【就活】グループディスカッションのNG行動・ピンチの脱出法
グループディスカッションのNG行動・ありがちなピンチの脱出法
こういった悩みをかかえている就活生の方へ答えます。
本記事の内容
当記事では、おススメの就活本「就活テクニック大全」(坂本直文 著) の中から、実際の面接官にズバリ聞いた、 「やってはいけない、グループディスカッションで不合格になるNG行動」と「グループディスカッションでありがちなピンチとその脱出法」を紹介します。
数多くの説明会や座談会、面接を経験しました。
次に就活する後輩のみなさんへ役立つ情報をブログを通して発信しています。
こういった私が、解説していきます。
もくじ
- グループディスカッションで不合格になるNGな行動
- グループディスカッションでありがちなピンチの脱出法
グループディスカッションで不合格になるNGな行動
- ① 声が非常に小さく、チームのメンバーが聞き取るのに苦労している
- ② 他人が発言しているとき、自分の作業ばかりしていて聞いていない
- ③ ディスカッションの傍観者になっていて、貢献する意欲が見えない
- ④ 議題と関係ないこと(論点がずれたこと)を何度も話す。長々と話す
① 声が非常に小さく、チームのメンバーが聞き取るのに苦労している
【話し方→姿勢よく、大きな声でハキハキ話す】
緊張で声が小さくなる学生は多いです。 好印象な声の大きさは、同じテーブルのメンバーがはっきり聞き取れ、さらに、テーブルのまわりで審査をしている面接官にもきちんと聞き取れるくらいの大きさです。 姿勢をよくして、大きな声でハキハキ話すことを心がけましょう。
② 他人が発言しているとき、自分の作業ばかりしていて聞いていない
【聞き方→発言者に体を向けて時々頷きながら聞く】
他人が発言しているときは、体をその発言者のほうに向け、表情は笑顔で、時折、うなずきながら聞くと好印象です。
③ ディスカッションの傍観者になっていて、貢献する意欲が見えない
【貢献の仕方→発言、司会、書記、タイムキーパーなど】
ディスカッションの傍観者になってしまい、何も貢献していなかったら当然不合格になります。 貢献する主な手段・役割は、発言、司会、書記、タイムキーパーの4つがあります。 発言が苦手な人は、書記やタイムキーパーとしてチームに貢献するとよいです。 いずれにしても自信をもって堂々と行いましょう。
④ 議題と関係ないこと(論点がずれたこと)を何度も話す。長々と話す
【発言の注意点→論点に合った発言内容にする】
数多く発言すれば高評価されると思っている学生が非常に多いですが、 これは間違いです。 その時点で話し合っている論点と違うことを何度も話したり、 何分も長々と話す人は全体が見えていない人として不合格になります。 発言内容が論点とずれないように注意しましょう。
グループディスカッションでありがちなピンチの脱出法
- ピンチ① 発言のきっかけが掴めず、話し合いの中に入れない状態が続いている場合
- ピンチ② グループ内に議論の円滑な進行を大幅に乱す自分勝手な学生がいた場合
- ピンチ③ 自分の意見に強硬に反論する学生がいて、意見をつぶされそうになった場合
ピンチ① 発言のきっかけが掴めず、話し合いの中に入れない状態が続いている場合
⇒賛成意見でとりあえず話し合いの中に入る
GDに慣れないうちは緊張して最初の発言が切り出せないことはよくあります。 この場合は、賛成意見を述べるとよいです。 賛成意見ならば自分の意見が思い浮かばなくても発言できます。 たとえば、「はい、○○さんの今の意見に賛成です。理由は・・・・・・です」といった内容です。 話し合いの中に入ることが目的なので、理由は一般論を述べてよいです。 一度発言すると気持ちが落ち着き、次の発言がしやすくなります。
ピンチ② グループ内に議論の円滑な進行を大幅に乱す自分勝手な学生がいた場合
⇒発言者が心掛けるべきルールを提案する
自分勝手な発言を何度も強硬したり、論点と関係ない発言を長々としたりなど、 議論の円滑な進行を大幅に乱す学生がいる場合は、 GDで発言者が心掛けるべきルールを提案しましょう。 たとえば、「僭越ながら、みなさんに提案があります。残り○○分で結論を出す必要がありますから、全員で協力してそれが達成できるように、きちんと発言ルールを決めてはいかがでしょうか。発言ルールはたとえば、・・・・・・」 といった内容です。 このような意見を述べると、全体を見ることができている人であると思われ、面接官からの評価は飛躍的に高くなります。
ピンチ③ 自分の意見に強硬に反論する学生がいて、意見をつぶされそうになった場合
⇒反論の内容を考慮した改善案を述べる
GDでは、反論が来ることは、決してマイナスのことではなく、むしろプラスです。 なぜなら、反論に対してまた反論できるので、 GDの中で目立てるからです。 発言機会が少ない人と比べたら圧倒的に有利です。 なお、反論に対して一番簡単な切り返しは、反論の内容を考慮した改善案を述べることです。 それにまた反論が来たとしても嬉しいことです。 再度発言でき、存在感は一層増します。
まとめ:自信をもって堂々と発言する人、時間内に結論を出すことに貢献する人は、高評価
当記事で紹介した内容の他にも、おススメの就活本「就活テクニック大全」(坂本直文 著)には、就活で知っておくと役に立つ情報がたくさん書かれていますので、ぜひ読んでみてください。
最小の努力で「トップ内定」し「仕事力」も高める 就活テクニック大全 坂本直文 著 (東洋経済新報社) |
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