Takahashi BLOG

IT業界志望学生向け就活実体験(ユーザー系SIer中心に64社の選考に参加)

【就活の0次選考】インターンシップの種類と有効活用の方法

※[PR]当ブログの記事の中にはプロモーションが含まれています。

就活の0次選考であるインターンシップ、種類と有効活用の方法

・就活ではインターンシップに参加した方が有利、と聞きました。
・けれど、 さまざまな情報が飛び交い、何を信じればよいのかわからない。
・評価されるためにはどう行動すればよいのかわからない。

こういった就活生の悩みに答えます。

本記事の内容

当記事では、おススメの就活本「就職活動1冊目の教科書」の中から、
インターンシップに参加して就活を有利に進める方法を、私の感想も交えて紹介します。

この記事を書いている私は、ユーザー系SIerを中心に就活(2008年3月卒)して64社の選考を受けました。
数多くの説明会や座談会、面接を経験しました。
次に就活する後輩のみなさんへ役立つ情報をブログを通して発信しています。

こういった私が、解説していきます。

インターンシップの基本知識

インターンの名目的な位置づけは「職業体験」です。
しかし、企業側は、単なる仕事内容の説明、体験会というよりも、
実質的な選考の場と考えていることが多いです。

インターンは0次選考!

インターンで優秀な学生をリストアップして、本選考に優先的に進ませることもあります。
大学受験でいえば一般入試の前の推薦入試と同じです。

推薦入試が、大学が早めに入学生を囲い込むことが目的なのと同じで、
インターンで他社に先がけて優秀な人材を囲い込みたいと企業は考えています。

インターンには3種類ある

多くの企業のインターンは、学生が参加しやすい夏と冬の時期に集中します。

参加条件は、
・ESや面接、グループディスカッションなどの選考があるタイプ
・先着順で定員に達したら締め切りのタイプ

があります。

タイプ 内容 特徴
1dayインターン
(1日)
会社説明会
・簡単なワークショップ
・先輩社員との座談会
・参加しやすい
・大人数が参加する場合でも、
適切な質問や発言をすれば評価され、
選考の特別枠に案内されることも
短期インターン
(5日~3週間程度)
・課題が与えられ、
期間内に成果を出すワークショップ型
・人数に限りがあり、参加するための選考がある
・企業側は優秀な学生を囲い込むために、
就活生の参加姿勢・態度をしっかりチェックしている
長期インターン
(3か月以上)
ベンチャー企業や中小企業がよく行う
・学生を安い労働力とみなして酷使するケースあり
・報酬が支払われることが多い

インターン中は「観察されている」という自覚を持つ

就活生がやりがちなミスは、企業を査定するような評論家意識を前面に出してしまうことです。

福利厚生のことばかり尋ねたり、 転勤や昇給の話題ばかりもちだしたり、
評論家目線が強い学生がいると、社員たちもそれを敏感に察します。当然、低評価につがなります。 「常に自分は観察されている」という自覚をもってのぞむ必要があります。

就活生と企業「選ぶ」側はどちら?

インターン中は就活生は常に評価の対象です。

インターンにエントリーした瞬間から、就活生は企業によって

  • 能力があるか
  • 利益を出せるか
  • すぐに辞めないか

といった観点からチェックされています。
いったん企業からマイナスの評価を受けてしまったら、本番の選考でも不利になる可能性があります。

できる限りの良い成果を生み出せるように、与えられた課題や業務に真摯に取り組みましょう。

インターンには積極的に参加すべき

自信がないから、インターンに参加するのは就活の準備が十分に整ってからにしよう、 とインターンを先送りにする就活生もいると思います。 でも、準備万全でなくても、積極的に参加するべきだと思います。 参加することによって、他の就活生と比べて、自分に足りていないものが何かを自覚できるからです。

インターン生の心得

インターンに参加したら、「何でもやります」という姿勢で日々の業務にのぞみましょう。

コピー取りや資料作りなど、たとえどんなに単純でつまらない作業に思えても一生懸命に取り組むことが大切です。

日常生活を「社会人モード」にするための行動ポイント6個

学生生活は、自由にあふれていますが、インターン中は「社会人モード」に切り替える必要があります。

・授業中にスマートフォンを見ていたり
・バイトを無断で休んだり、遅刻したり が許されるのは学生だけです。

企業では絶対に許されません。
普段の学生生活でやっている考え方の癖が無意識に出てしまい、企業から低評価をもらわないように、気をつけましょう。

  1. 大学の授業には必ず5分前には到着する
  2. アルバイト先では、言われたことだけを行うのではなく、プラスαでできることを自分で探す
  3. サークルや部活などで頼まれた仕事は、質・スピード両面で期待以上のものを提出する
  4. 約束は必ず守る。守れないとわかったら、わかった時点でなるべく早く相談する
  5. 友人同士で話をしているときは、一人ひとりの話を引き出すよう気を配る
  6. 美容室や飲み会など、待ち合わせ時間には遅れないようにする。遅れるとわかった時点でなるべく早く電話をし、謝罪と到着予定時間を伝える

インターンの成果を最大限にする【3つのポイント】

なんとなくインターンに参加するのはもったいないです。

次の3つを意識しながら取り組みましょう。

  1. 目的意識をもって取り組む
  2. インターン中は社員に質問する
  3. インターンが終わったら振り返りをする

まとめ

『就職活動1冊目の教科書』に書いてある内容から、インターンシップの有効活用の方法を紹介しました。
この本は本当に就活生は読んでおくべき内容がつまっていますのでおすすめです。

「納得の内定」をめざす 就職活動1冊目の教科書

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